テスターで得られるものが結構あった話

Engineer

テスター

「テスター」と言う言葉を聞くと「プログラムを書けず単純作業だけをやらされる」といったネガティブな印象があります。

確かにテスターは開発エンジニアが実装したプログラムが「仕様通りに動くか?」を確認する作業員で、「テスト仕様書を読み、アプリが正しい挙動になっているかを検証する仕事」です。

基本的にプログラミングのスキルは不要。
日本語が読めて手を動かせればできる仕事でしょう。(その為、単価も安いです)

揶揄されがちな「テスター」ですが、実は他業界から転職してきた人にとっては得られるものが結構多いと思っています。

PC操作に慣れる

自分がそうでしたが、未経験者はそもそもPC操作すらままなりません。
(タイピングが遅い、ショートカットキー使えない、ツールを使いこなせない、etc..)

そんなガチIT業界初心者はPC操作の練習場として割り切って、テスターから入るのは悪くないと思います。

特にショートカットキーの操作は必須スキルなので「意識して」使いましょう。

最初は「ショートカットキーを意識することで逆にスピードが落ちる」現象に陥りますが、慣れるまでの辛抱。長期的に見たら人生において、かなりの時間短縮になるはずです。

第三者が見てもわかる文章

テストでバグを発見した時には「バグ起票」をする必要があります。
バグ発生した際の「前提条件・現象に至るまでの手順・起こったバグ」などを書くものです。

これが辛い文章だと、開発者との間でコミュニケーションコストが発生し、ストレス・時間のロスに繋がります。
(例えば文章に前提条件がない・主語がないといった抜けがあるなど)

こういったバグ起票の繰り返しでも、文章力の向上や、確認の習慣が身につくと思っています。

まとめ

経験上思うのは、
テスターはPC操作のための修行場として割り切って考えれば、悪くないということ。

未経験者にとっては、全てが未知なので、PCの物理的な操作から慣れていく必要があります。

*ただし結構すぐ慣れてくると思うので、経験としてはMAX2ヶ月で十分でしょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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